英語の発音記号・カタカナ変換
英語の単語や文を入力すると、発音記号(IPA)を米国式と英国式で、アクセント記号つきで表示します。米国発音にはカタカナ読みも付きます。音声で聞いたあと、自分の声を録音すると、AI が単語と音の一つひとつを採点します。
- 米国式・英国式の発音記号(複数ある発音もすべて表示)
- カタカナ読みと、単語や文全体の音声
- 録音して音ごとに採点。無料・登録不要
米国式の発音記号は CMU Pronouncing Dictionary(12 万語以上)、英国式は Britfone(よく使われる約 1 万 6 千語)によります。英国式の記載がない語は、米国式のみ表示します。
英語の発音記号の読み方
発音記号はスラッシュで囲んで書きます(例: /θɔːt/)。記号一つが音一つで、文字一つではありません。thought は 7 文字ですが、音は 3 つです。
ˈ は、その直後の音節が最も強く読まれることを示します(/kəmˈpjuːtər/ は「ピュー」を強く)。ˌ は長い語の二番目に強い音節です(/ˌɪnfərˈmeɪʃən/)。1 音節の語には付けません。
ː は長い音を表します。英語では長さで意味が変わります。/ʃiːp/(sheep、羊)と /ʃɪp/(ship、船)は別の語ですが、カタカナではどちらも「シップ」になってしまいます。
英国式と米国式の発音記号の違い
| 違い | 単語 | 英国式 | 米国式 |
|---|---|---|---|
| 母音のあとの r | car | /kɑː/ | /kɑːr/ |
| hot, dog の母音 | hot | /hɒt/ | /hɑːt/ |
| go, home の母音 | go | /ɡəʊ/ | /ɡoʊ/ |
| アクセントのない -er | water | /ˈwɔːtə/ | /ˈwɔːtɚ/ |
| bird の母音 | bird | /bɜːd/ | /bɝːd/ |
| near, hair の母音 | hair | /heə/ | /her/ |
英語の発音記号一覧: 日本語話者のための 44 音
英語の 44 の音を、例語と、日本語話者がつまずきやすい点つきで一覧にしました。単語をタップすると音声が流れます。「練習」からは、その音の練習用ページに進めます。
母音と二重母音
- /iː/seetree
日本語の「イー」より口を横にしっかり引いて、長めに伸ばします。短い ɪ と区別しないと、sheep が ship に聞こえます。 練習 →
- /ɪ/sitship
「イ」と「エ」の中間のような、短く力を抜いた音です。日本語の「イ」で代用すると、ship が sheep になります。 練習 →
- /e/bedten
日本語の「エ」とほぼ同じで、短く言います。bed の後ろに「ド」と母音を足さないよう気をつけます。
- /æ/catman
口を縦に大きく開けた「ア」と「エ」の間の音です。日本語の「ア」だと cat が cut に、「エ」だと man が men に聞こえます。 練習 →
- /ʌ/cuplove
口をあまり開けない、短くて軽い「ア」です。æ のように大きく開けると、cup が cap になります。
- /ɑː/carfather
口を大きく開けて舌を奥に引く、長い「アー」です。米国式では car の r もはっきり響かせます。
- /ɒ/hotdog
唇を少し丸めた短い「オ」で、英国式のみです。米国式では ɑː になるため、hot は「ハート」に近く響きます。
- /ɔː/thoughtdoor
唇を丸めて奥で出す長い「オー」です。日本語の「オー」より口の奥が広く、少し「ア」に寄ります。
- /ʊ/bookput
唇をあまり突き出さない、短くて力の抜けた「ウ」です。日本語の「ウ」ではなく「ウ」と「オ」の間に近い音です。
- /uː/foodblue
唇を丸めて前に出し、長く伸ばします。日本語の「ウ」は唇が平らなので、少し突き出す意識が必要です。
- /ɜː / ɝː/birdwork
日本語にない音です。「アー」ではなく、唇を丸めずに口の中央で出す「ウァー」に近い音で、米国式では舌を巻く r の響きが付きます。 練習 →
- /ə/aboutsofa
あいまい母音(シュワー)。短く弱い、力の抜けた音です。about を「アバウト」と全部はっきり読まず、最初の a を弱く、短く言います。 練習 →
- /eɪ/dayname
「エー」ではなく「エイ」。エから始めて軽くイへ滑らせ、後半は短く弱くします。
- /aɪ/mytime
「アイ」。ア を大きめに始め、イ は軽く添えます。
- /ɔɪ/boycoin
「オイ」。オ は唇を丸めてはっきり、イ は軽く添えます。
- /aʊ/nowhouse
「アウ」。ア から唇を丸めながら軽く ウ へ移ります。日本語の「アウ」より後半を短くします。
- /əʊ / oʊ/gohome
日本語の「オー」と伸ばすのではなく、「オウ」と最後に唇を丸めます。英国式は ə から、米国式は o から始まります。
- /ɪə/nearhere
英国式は「イァ」、米国式は /ɪr/ です。日本語の「ニア」「ヒア」のように 2 音節に区切らず、一息で言います。
- /eə/haircare
英国式は「エァ」、米国式は /er/ です。「ヘア」と区切らず一息で言い、米国式では最後に r を響かせます。
- /ʊə/tourpure
英国式は「ウァ」(今は /ɔː/ と読む人も多い)、米国式は /ʊr/ です。「ツアー」のように長く伸ばさず、短くまとめます。
子音
- /p, t, k/penteacat
アクセントのある音節の先頭では、後ろに息が出る(有気音)のが英語です。息が弱いと pin が bin に聞こえます。語末では「プ」「ト」「ク」と母音を足さないようにします。
- /b, d, ɡ/baddogbig
語末でも声を出して終わります。ただし bad を「バッド」のように母音 o を足すのは誤りで、d の舌の位置で止めます。
- /t, d/tenday
舌先を上の前歯の裏ではなく、すぐ後ろの歯茎に付けます。日本語の「タ・ダ」より少し奥です。ti を「チ」、di を「ジ」にしないよう注意します。
- /f, v/finevery
f は上の前歯を下唇に当てて息を出す音で、日本語の「フ」(唇を使わない)や h とは別の音です。v は同じ位置で声を出し、b にしないこと。very が berry になります。 練習 →
- /θ/thinkthree
舌先を上下の前歯の間に軽く出し、息だけを出します。「サ行」で代用すると think が sink になります。 練習 →
- /ð/thismother
θ と同じ舌の位置で、声を出します。「ザ行」や「ダ行」にすると this が zis や dis になります。 練習 →
- /s, z/seezoo
si は「シ」ではなく「スィ」、zi は「ジ」ではなく「ズィ」です。see を shee と言わないようにします。z は語末(dogs, is)でも声を出します。
- /ʃ/shefish
唇を少し前に丸めて出す「シュ」です。日本語の「シ」より唇に丸みがあります。語末の fish に「シュ」と母音を付けないこと。
- /ʒ/visionmeasure
ʃ の声を出す版です。日本語の「ジ」の語頭の破裂(d の要素)なしで、息を摩擦させます。
- /tʃ/chairmuch
「チ」より唇を丸めた「チュ」に近い音です。語末の much に母音「イ」や「ウ」を付けずに止めます。
- /dʒ/jobage
「ジ」より唇を丸めた「ヂュ」に近い音で、語末の age でも声を出したまま母音を足さずに終えます。
- /h/hathome
喉から息を出すだけの音です。he の h を「ヒ」のように口の中で摩擦させず、息だけで言います。
- /m, n/manno
語末の m は唇を閉じて終え、n は舌先を歯茎に付けて終えます。日本語の「ン」は 1 種類のため、team と teen が同じに聞こえやすい点に注意します。
- /ŋ/singlong
舌の奥を上あご奥に付け、鼻から息を出します。語末の ng は「ング」と g を足さず、sing は /sɪŋ/ で止めます。sin(n)とは別の音です。 練習 →
- /l/legball
舌先を上の歯茎に付けたままにします。r で代用すると light が right になります。語末の ball は「ボール」と母音を足さず、舌先を付けたまま止めます。 練習 →
- /r/redvery
舌先をどこにも付けず、後ろに引いて唇をやや丸めます。日本語のラ行(舌先を弾く音)とは別物です。l と入れ替えないこと。 練習 →
- /w/wewindow
唇をしっかり丸めて前に出してから母音へ移ります。日本語の「ウ」より唇を強く丸めます。「ウィ」を一気に言います。 練習 →
- /j/yesyou
日本語の「ヤ行」とほぼ同じです。yes を「イエス」と区切らず、素早く言います。
よくある質問
発音記号とは何ですか?+
語の音を、音一つにつき記号一つで書き表したものです。英語は綴りと発音が一致しないことが多いため、辞書では国際音声記号(IPA)で発音を示します。記号を覚えれば、初めての語でも辞書で発音を確認できます。
米国式と英国式のどちらを覚えるべきですか?+
よく耳にする方を選び、一貫させるのがおすすめです。主な違いは、母音のあとの r、hot の母音、go の母音で、上の表にまとめています。TonePerfect の採点は、標準的なアメリカ英語の発音との比較です。
カタカナで英語の発音を覚えてもいいですか?+
最初のヒントとしては役に立ちますが、カタカナには英語の大事な区別を書き表せません。th と s/z、l と r、f と h、b と v、語末の子音の母音なしの発音(desk を「デスク」と読むと余計な母音が入る)などです。このページのカタカナ読みは目安です。上のカタカナ読みに加えて発音記号と音声を確認すると、どの音が違うのかが分かります。
1 つの語に複数の発音記号が出るのはなぜですか?+
複数の発音が認められている語があるためです(either は /ˈaɪðər/ と /ˈiːðər/)。the のような短い語には弱形と強形があります(/ðə/ と /ðiː/)。最もよく使われるものを先に表示します。
自分の発音を確認するには?+
「自分の発音を採点する」を押してマイクを許可し、表示された英文を読み上げます。TonePerfect の AI が、標準的なアメリカ英語の発音と比べて、単語と音の一つひとつを採点し、特に差が大きかった音を示します。無料・登録不要です。
発音記号はどの辞書から取っていますか?+
米国式は CMU Pronouncing Dictionary(12 万語以上)、英国式は Britfone(よく使われる約 1 万 6 千語)です。記号は学習者向け辞書(Cambridge、Oxford)の表記に合わせて変換しています。どちらの辞書にもない語は「辞書にありません」と表示し、推測はしません。
苦手な音を、毎日練習しましょう
TonePerfect アプリでは、AI が一語ずつ発音を聞き取り、特に差が大きい音を見つけて、その音に絞った練習を出します。